1999年にメジャーデビューを果たしたビジュアル系ロックバンドの「Janne Da Arc(ジャンヌダルク)」が4月1日に解散したと、バンドの公式サイトで発表された。
正直、このニュース記事読んで「Janne Da Arc(ジャンヌダルク)」という言葉を久しぶりに聞いたという人も多いことだろう。
それもそのはず。実はジャンヌダルクは長い間、ほとんど活動をしていない。シングルにいたっては、2006年5月10日に発売されたのが最後。
メンバーそれぞれ音楽に携わる仕事はしているが、表立った活動はしていない。
しかし、ボーカルのyasu(ヤス)は違う。その美声を活かし、自身が手掛けるソロプロジェクト「Acid Black Cherry(アシッドブラックチェリー)」にて数々のライブ活動を行い、ファンを魅了し続けた。曲の売れ行きも好調。若い層のファンを中心に、人気を博している。
…が、現在はyasu(ヤス)の体調が音楽活動をするのに適していないとの理由で、2017年8月より無期限の活動休止を発表し、現在に至っている。
音楽活動に支障をきたすほどの体調不良の原因とはいったいなんなのか。yasu(ヤス)の病状について話していこう。
yasu(ヤス)の体調不良(病気)は「頚椎損傷」とのこと
所属事務所yasu(ヤス)の病状について「長年の活動から生じた頚椎(けいつい)の損傷、それに起因する身体各所への痛みなど、複合的な症状の併発」と説明している。
頚椎(けいつい)とは首の骨にある神経で、主に手足を動かす役割がある。頚椎損傷のレベルが悪化すると、感覚麻痺などの症状が起きる。
つまり、yasu(ヤス)の体調は相当深刻なものだということだ。音楽活動を休止せざるを得ないのも納得である。
頚椎損傷の原因は「ヘドバン」?

ヘドバンによる首へのダメージ蓄積…
yasu(ヤス)が頚椎を損傷してしまった原因は、ヘッドバンギング…いわゆる「ヘドバン」による影響が大きいと言われている。
ヘドバンとは、音楽のリズムに合わせて頭を激しく上下に振る動作である。主にロックやヘヴィメタルのライブで目立つ行為だ。
以下の動画を見て貰えれば分かるが、yasu(ヤス)本人もバンドメンバーも観客も、頭を思いっきり上下に振っている。
見るだけでも分かるが、ヘドバンをすると首に大きな負担がかかる。(危ないので真似しないように)
yasu(ヤス)はライブを盛り上げようと、ヘドバンを披露し続けた。そのダメージが蓄積され、脊椎損傷に至ってしまったという。
yasu(ヤス)は首のケアを怠っていた?
ヘドバンはたいへん首に負担がかかる。そのため、ヘドバンの後はしっかり首をケアすることが重要だ。
しかし、yasu(ヤス)はライブ後の首のケアを怠っていたという情報がある。
ライブパフォーマンスであれだけ激しく首を振っていたら、首には相当のダメージが蓄積されるはず。とくにyasu(ヤス)のような人気アーティストはもの凄い数のライブをこなしているはず。その全てでヘドバンを披露しているとしたら、やはり相当な回数になる。
たとえしっかりケアをしていたとしても、ダメージの蓄積は免れないだろう。
ヘドバンをしているyasu(ヤス)は魅力的でカッコいいものだが、ライブであの美声が聞けなくなるのはファンも悲しいはず。
今後体調が回復し、音楽(ライブ)活動を再開したとしても、ヘドバンは控えてほしいものだ。
なにより自分の体調を大事にしてほしい。