「爆笑問題」の太田光(53)が30日夜に生放送されたフジテレビ系「ENGEIグランドスラム」で転倒し側頭部を強打。大事をとって緊急入院し、翌日のTBS系「サンデージャポン」を欠席したわけだが…。
一部の視聴者からは、ウケ狙いでわざと転んだのではないか? という声があがっている。
確かに、太田のキャラならやりそうなことだが…わざと転んで笑いを取りに行ったにしては、結果があまりに悲惨すぎる。
真意を確かめるため、問題の転倒動画を見てみよう。
太田が転んだのはわざと?

太田光はわざと転んだ…?
こちらが、話題となっている太田光の転倒動画だ。
実際に太田が転倒するのは1:00を過ぎたあたり。床にぶちまけられた生クリームに滑って側頭部を強打しているのが伺える。
頭を強く打っているのだから、しばらく横になっていたいはずだ。しかし、生放送ということもあり、視聴者に心配をかけたくないという思いが、太田を立ち上がらせたのか…。だとしたら、なんて素晴らしい芸人魂だろうか。
さて、動画を見てもらえれば分かると思うが、太田光は、問題の頭部強打の前に、何回もわざと転ぶフリをして、スタッフや視聴者を煽っている。
0:54あたりでは、勢いに任せて壇上の下にダイビングしたりと、53歳とは思えない無邪気っぷりで、笑いをとっている。
この流れを見ていた一部の視聴者が、側頭部を打ったときも、大袈裟にわざと転んでみたが、勢いがありすぎて受け身を取れなかったのではないかと推測しているのである。
どう見てもわざとには見えないが…
太田が転んで頭部を打つ前に、0:44あたりで相方の田中裕司が、太田が足を滑らせた付近を歩いているが、生クリームで床が滑りやすく、慎重にバランスをとっているのがわかる。少し歩くだけでもかなり不安定な状態だ。
この足元の滑りやすさを見るからに、側頭部を打った際は、太田は意図的に転んではいないと判断できる。
転ぶ直前の本人の慌てようもを見ても、それがわかる。
側頭部を打つ前は、何度か大袈裟にわざと転フリをして見せたが、問題の転倒シーンは、本当に滑って転倒している。そう思うのが妥当だろう。
太田は復帰後に「わざと転んだ」と言うかもしれない…
長年お笑いに人生を賭けてきた太田のことだ。
復帰後のインタビューで「あれはわざと転んだ」的なことを言って、笑いをとりにくるかもしれない。
そんな冗談ばかり言っている太田光の元気な姿を、いつまでも見ていたいものだ。
大事に至ってないことを心から祈る。