根本匠厚生労働相が衆院厚労委員会で放ったある言葉が波紋を呼んでいます。
その言葉とは、「(パンプスは)社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと思います」というもの。
どういう意図でこのような発言をしたのかは定かではありませんが…
働く女性からしたら、いやいやいやちょっと待てよ。自分がパンプスを履いて長時間働いてみてから言えよ。
…って感じですよね^^;
パンプスで働くのがどれだけしんどくて危険なものか全くわかっていないと見受けられます。
そこで今回は「仕事でパンプスは危険?震災や火事など災害時や緊急事態では運動靴の方が機能的で安全」と題して、
仕事でパンプスを履くことの危険性について触れて行きたいと思います。
仕事でパンプスは危険?
今回の根本氏のパンプス発言を受けて、
仕事でパンプスを履くことの危険性を訴えている女性の方は大勢いらっしゃいます。
パンプスの話。
こないだ彼氏さんと話してたんだけど、「俺は3日もたないと思う…」って言われて、ふつうに「1日ももたないと思うよ?私ももたないもん。」って言うと「えっ」って返されたので、思いのほか男の人はパンプス・ハイヒールに無理解無関心だと思う。
アスファルトの凸凹すら危険なのに。— きっき (@ash_B_U_T) 2019年6月5日
やはり根本氏と同じ男性の方は、女性のパンプスがどれだけしんどくて危険なものなのか
無関心な方が多いのが実状でしょう。
アスファルトの凸凹が危険…
つまり、"ただ歩いているだけ"で、
パンプスを履いている女子は危険を伴っているのです。
それを踏まえると、仕事で長時間パンプスを履いている状態がどれだけ苦痛なことか。
特に営業で外回りをしている方の苦痛は相当なものです。
階段で転ぶトラブル事例
パンプス着用について、
特に階段での歩行を危惧する声が目立ちます。
パンプス…
階段危険すぎるし仕事しにくいし足むれるし最低!!!
ヒールないの履いてっけどまじ苦痛(ㆀ˘・з・˘)— ゆー☻ (@yukaccipad) 2019年6月5日
実際に筆者もパンプスを履いている女性が階段で転倒した瞬間を何度か目撃したことがあります。
以前勤めていた会社で20歳半ばの女性社員が階段を下っている途中足を踏み外し、
足を怪我して立てなくなってしまい、そのまま病院に搬送されました。
また、通勤中のOLさんが駅で、やはり階段を下っている途中、
思いっきり人混みにダイブするような形で激しく転んでいるところも目撃したこともあります。
いずれも大事には至らなかったようですが…
後者のOLさんの例だと、前の人を押してしまって大けがを負わせてしまう恐れもありますよね。
そう考えると、パンプス危険問題は、履いている本人だけの問題ではないと思います。
震災や火事など災害時や緊急事態では運動靴(スニーカー)の方が機能的で安全
1日9時間会社に拘束されている時間が週5日あり、
その間中パンプスを履いているとしたら、
パンプスを履いている時に震災や火事などの緊急事態に巻き込まれる可能性は高いです。
そういった状態のときにパンプスを履いていることによるデメリットは計り知れないです。
ハイヒールやパンプスの話で思い出すのは、震災が起こった時に「こんな靴履いてたら咄嗟に逃げらないよな」と思ったこと。制服のタイトスカートも。
— tempel (@fontedesneige_a) 2019年6月5日
ただでさえ地震大国と言われている日本国内でパンプス着用を義務付ける会社が多いのはどうかと思います。
緊急事には、パンプスよりスニーカーの方が機能的で安全なのは言うまでもありません。
"見た目"などの印象ではなく、
女性の"安全"を優先して考えて欲しいものですね。
まとめ
今回は「仕事でパンプスは危険?震災や火事など災害時や緊急事態では運動靴の方が機能的で安全」と題して、
仕事でパンプスを履くことの危険性について触れてみました。
アスファルトの凸凹… 階段の上り下り… 震災や災害時…
パンプスを仕事で長時間履くことによる危険性は、
なかなか計り知れないものだと思います。
特に緊急時には避難するのが困難で何一つメリットがないです。
パンプスの危険性を理解していれば、
「(パンプスは)社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと思います」
なんてことは間違っても言えないと思いますが…。
やはり自分の身は自分で守るしかありませんね(;´Д`)
会社でパンプス着用を強要されている女性の方は、
通勤の時はスニーカーに履き替えたり、
何かあったときにいつでも履き替えられるように常備するように工夫しましょう。
以上です!最後までご覧いただきありがとうございました!