日清食品が、カップ麺の容器を植物由来プラスチックに切り替える方針を固めたとの情報を入手しました。
主力商品の「カップヌードル」の容器を2021年度まで植物性プラスチックに導入するとのこと。
これにより、石油由来の原料の消費量を減らしてCO2削減が実現する。
環境問題改善への取り組みに大きく貢献することでしょう。
…で! ここで気になるのは体への影響!
カップ麺はお湯を注いで食べるわけで、植物性プラスチック容器の成分が溶けだしたりしないか疑問ですよね。
そこで今回は「カップヌードル容器の植物性プラスチックは体に安心安全?人体に与える影響とは」と題して、
植物性プラスチックの人体への影響について触れていきたいと思います。
この記事のざっくり情報
カップヌードル容器の植物性プラスチックは体に安心安全?人体に与える影響とは
植物性プラスチックは環境問題改善に役立つかもしれませんが、
人体への影響についてどうなのか気になります。
結論から申し上げますと、
"植物油来"だからと言って、100%体に良いものとは言い切れないというのが正直なところです。
植物性プラスチックとは、その名の通り、植物を主な原料として生産されます。
植物性プラスチックに使われる原料には、
主にさつまいもやトウモロコシ、ジャガイモやサトウキビなど、でんぷんを多く含んだ植物があげられます。
これだけ見れば、環境だけじゃなく体にも優しいように思えますね。
しかし、安易にそう決めつけるのは軽率です。
以下でその理由を説明いたします。
植物性プラスチックの定義
植物性プラスチックの定義は、
植物原料のプラスチックの重量比率25%以上とされています。
つまり、植物原料のプラスチックの重量比率が25%以上であれば、
「植物性プラスチック」と呼んで(言って)良いということになります。
逆に言えば、75%が従来のプラスチック容器で成形されていても、
25%が植物原料のプラスチックなら、それは立派な「植物性プラスチック」です。
カップヌードルの植物性プラスチック容器には
何%の植物性プラスチックの重量比率が含まれるのかは分かりませんが…
例え、100%植物性プラスチックだとしても、やはり完全に人体への影響はないとは言い切れません。
なぜなら添加剤の問題が拭えないからです。
添加剤・化学物質の問題
従来のプラスチック容器を作る際には添加剤を用います。
また、植物性プラスチックを作るのにも、同様に添加剤を用いているはずです。
添加剤については"ただちに人体に影響を及ぼすことはない"とされる意見もありますが、
やはり100%安全とも言い切れないです。
食品添加物についてもそうですが、
化学物質の安全性については賛否が絶えないのが実状です。
気になるかどうかは本人次第ということでしょうか…。
正直僕はあまり気にしない派なんですがね。
そんなに体に悪いものを、大手企業が販売するとは思えないので。
お湯で成分が溶けたりして害はないのか
カップ麺は熱湯を注いでから麺やスープを口にするわけですので、
植物性プラスチック容器の成分が溶けないのかという点も疑問です。
これに関しては、成分は溶け出すとみて間違いなさそうです。
しかし、"害"については
「問題なし」と「問題あり」との意見がわかれており、
真相を探るのは非常に困難とされています。
すべては自己責任と言えるということでしょうか…。
まとめ
今回は「カップヌードル容器の植物性プラスチックは体に安心安全?人体に与える影響とは」と題して、
植物性プラスチックの人体への影響について触れてみましたが…。
植物油来の原料を用いている容器だからと言って、
100%安心安全とは言い切れないのが正直なところです。
しかし、環境問題改善には役立つこと間違いなしです。
その点に関しては、素直に尊敬します。さすが日清食品。
そもそも、環境問題に配慮しての方針ですからね…。
植物性プラスチック容器が体に与える影響に関しては諸説ありますが、
僕はあまり気にしないで、これからも日清食品のカップ麺を食べ続けます。
だってカップヌードル美味しいもの(^^;
確かに、多少は害があるとは思いますが、あまり気にするのも返って毒だと思いますので…。
以上です!最後までご覧いただきありがとうございました!