米国製品のベビーベッド事故が大きな波紋を呼んでいます。
本来ベビーベッドは赤ちゃんの安全を確保するためのもの。それなのになぜ、このような悲しい事件が起きてしまったのでしょうか?
小さなお子様がいるご家庭の間で、不安の声が広まっています。
事故の直接的な原因はいったいなんだったのか? 調べてみました。
ベビーベッド事故の原因は寝返りによる窒息
どうやら今回の事故の直接的な原因は、赤ちゃんの寝返りによる窒息のようです。
正直、寝返り程度で大きな事故がおきるようなベビーベッドを製造・販売するのはどうかとおもいますが…
今回取り上げられたベビーベッドは、ゆりかご状の布製の寝台が、スタンドで支えられてゆらゆら揺れる構造になっています。
そのため、メーカー側は使用の際には乳児をベルトで固定し、使用できる時期は「寝返りを打つようになる前まで」と指定しています。
これはしっかりと注意喚起しているようで、裏を返せば『寝返りを打てる赤ちゃんが使用すると危険です』と言っているのと同じです。
やはり、そのようなベッドは最初から製造するべきではないと思います。
小さなお子様がいるご家庭は注意が必要
二度とこんな悲しい事故を起こさないように、小さなお子様がいるご家庭では注意が必要です。
ちなみに、今回取り上げられているベビーベッドは、インターネット通販を経由して販売されている可能性もあるもよう。まずはご家庭にあるベッドが同製品かのチェックを。
また、今回のベビーベッドと同製品ではなくても、お子様を似たようなベビーベッドに寝かせている場合は十分に安全性を確かめましょう。
そのためには、ご家庭で使用しているベビーベッドの取り扱い説明書や注意書きをよく読むべきです。
愛する子供が身を預けるベッドなのですから、その製品のことは十分に理解するようにしましょう。
何かあってからでは遅いのですから…。
まとめ
今回のベビーベッド事故の原因は赤ちゃんの寝返りによる窒息です。
「寝返りを打つようになる前まで」と使用を限定するメーカー側の注意喚起があったとは言え、安易に親の不注意とは言えないような内容だと思います。
しかし、やはり自分の子の身は自分で徹底して守らなければなりません。
今回の事例を無駄なものにしないためも、お子様が取り扱う製品の取り扱い説明書や注意書きにはしっかりと目を通すようにしたいですね。